閉じる
電話

お電話でお問い合わせ

以下のお電話番号から
お問い合わせください
(電話対応は営業時間内となります)

03-4500-1415

美容医療とエステの違い|HIFU(ハイフ)の効果も違う?|凛クリニック銀座 美容皮膚科(美容医療・美肌治療)

COLUMNコラム

美容医療とエステの違い|HIFU(ハイフ)の効果も違う?

  • エステ
  • 美容医療
  • 美肌
2022.12.26

「美容医療」と「エステ」の違いをご存知でしょうか。どちらも「脱毛」や「HIFU(ハイフ)」などの似た施術メニューがあるため、あまり両者の違いを意識されることがないかも知れません。
実は最近、ご自分が「より美しくなるため」「サスティナブル(持続可能)な美しさ」を求めて美容医療(美容皮膚科)を選ぶ方が増えています。実は美容医療とエステには明確な違いがあるのです。
この記事では、美容医療とエステの違いについてくわしく解説します。

美容医療とエステの違い

美容医療とエステの違い|①施術内容の違い

美容医療(美容皮膚科やクリニック)とエステでは、「施術内容」が異なります。
美容医療で受けられる施術は医師、または看護師による「医療行為」であり投薬も可能なため、肌トラブルを改善し美肌を目指せるものです。
一方エステは、肌トラブルがある状態では受けられない施術も多いため、深刻な肌トラブルのない人が「非日常的な空間でマッサージなどの施術を受け、肌や体を整える」というものです。
両者を言葉で表すとすれば、美容医療は「改善を目指すもの」であり、エステは「気持ち良く癒されるもの」と言えるかも知れません。

美容医療とエステの違い|②使用する機器の違い「脱毛」

美容医療とエステでは、使用する機器に違いがあります。例えば「脱毛」や「HIFU(ハイフ)」は美容医療でもエステでも施術が受けられますが、使用する機械の性能が全く異なります。
脱毛の場合、美容医療では高いパワーを持つ医療レーザーを使用し、毛根のメラニン色素にレーザーを反応させることで毛根組織を破壊します。レーザーを照射して10日~2週間程で自然に毛が抜け落ち、その後再び毛が生えることはありません。
一方、一般的にエステで使われる「光脱毛(IPL)」では、毛のある部分にメラニン色素に反応する光を照射し、一時的に毛根を減弱させます。パワーが弱いので何度か照射する必要があり、何度照射しても毛が残ることもあります。

【脱毛の場合】

美容医療エステ
脱毛の種類医療レーザー
(レーザーで毛根組織を破壊する)
光(IPL)
(光を照射し、一時的に毛根を減耗させる)
メリット・短期間で完全に脱毛が可能
・肌トラブルがあれば、即対応できる
・パワーが弱く、肌が弱い人でも安心
・比較的料金が安い
デメリット・パワーが強いため、肌が弱い人は要相談
・費用が高め
・完全に脱毛することはできない
・肌トラブルが起これば、医療機関の診察が必要
・ムダ毛が再生する可能性が高い

美容医療とエステの違い|②使用する機器の違い「HIFU(ハイフ)」

人気の施術である「HIFU(ハイフ)」ですが、美容医療とエステでは使用する機械が異なります。
美容医療では、「医療用ハイフ」と呼ばれる高いパワーを持つ機械が使われますが、エステでは、「エステハイフ」というパワーを抑えた機械を使います。
ハイフは熱による負荷(ダメージ)を与えることでお肌の再生能力を促す施術で、肌に何らかのダメージを与えることは医療行為にあたるため、医療行為ができないエステでは高い性能を持った機械は使えないのです。使用する機械の性能が違うため、「ハイフ」の効果にも大きな差が生まれます。

美容医療エステ
HIFU(ハイフ)の種類医療HIFU(ハイフ)エステHIFU(ハイフ)
メリット・肌の奥までしっかり熱エネルギーが届く
・肌の奥までは熱エネルギーが届かない
・痛みが少ないため麻酔が不要
デメリット・適切な出力で施術しないと肌トラブルの危険がある・火傷や神経損傷などの肌トラブルが多い
・安全性が不安

エステやセルフエステのHIFU(ハイフ)はトラブルが多いので注意!

実はエステやセルフエステでハイフの施術によりトラブルが多発していることをご存知でしょうか。
消費者安全調査委員会が公開した「エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故に係る事故等原因調査について」によると、エステサロンで「火傷」などの皮膚障害や「神経損傷」などの神経障害が76件報告されています。これは2015年以降の調査結果ですが、ハイフの人気もあって年々トラブルの件数は増加していますので、エステでハイフの施術をされる場合は、注意が必要です。
参考:消費者安全調査会「エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故に係る事故等原因調査について」

美容医療とエステの違い|③効果の違い

美容医療とエステでは「効果」に違いがあります。例えば、前述の「ハイフ」でも、美容医療で使われる機械に高い性能があるため、お肌への美容効果に「即効性」があり、効果そのものが高くなります。
もちろん、医療用ハイフはその性能の高さから医療技術や知識を持った人でなければ施術を行うことができません。これはお肌の状態が人によって異なり、状態を見ながら施術を行う必要があるためです。
医療ハイフは、医師や看護師により施術が行われるため、安全に美容効果が得られます。

美容医療とエステの違い|④サスティナブルな美しさ

美容医療は効果が高く、例えばハイフの施術では半年から1年程度効果が持続するとされています。
また、お肌の状態の改善を促すため、肌本来の美しさを底上げし、サスティナブルな美しい肌に導いてくれます。一方エステは、「ゆるやかな美容効果」があるため、現状でお肌のお悩みがない人にとってその状態を維持することが期待できます。ハイフの効果の持続期間は約1~2ケ月程度とされています。
現在のお肌の状況を改善し、より美しい肌を目指すなら美容医療の施術がおすすめです。

美容医療がおすすめな方とは

美容医療の施術は「医療行為」であるため、医師や看護師など医療の知識や技術のある者が医療用の機械を使用して行います。お肌に何かしらのお悩みを抱える方が「改善」を目的に利用されるものですから、「お肌にお悩みを抱える方」にはお肌のお悩みを改善し、美しくなりたいという方には「即効性」「持続性」のある美容医療の施術をおすすめします。
お肌のお悩みが全くない方であっても、今の美肌をキープし、加齢によるお肌の老化のスピードを緩やかにするために美容医療に通う方は少なくありません。サスティナブルな美しさを求める方には美容医療をおすすめします。

美容医療がおすすめな方
・効果の高く、長く持続する施術を希望する方
・安心な施術を希望される方
・より美しいお肌になりたい方

エステがおすすめな方とは

エステで行われる施術は、医療行為ではありません。医療用と比べてパワーが抑えられた機械で施術が行われるため、効果はどうしても低くなります。
ただ内装も豪華で非日常的な空間であるエステサロンでは静かな音楽が流れ、リラックスした状態でマッサージなどを受ける時間はまさに「癒し」です。
リラクゼーションが目的の方には、エステをおすすめします。

エステがおすすめな方
・リラクゼーションが目的の方
・現在のお肌にお悩みがない方
・一度の施術費用を安く抑えたい方(効果が表れるまで回数を重ねると、かえって高くつくことも)
HIFU(ハイフ)について

HIFU(ハイフ)についてくわしく知りたい方はこちら(クリックで凛クリニック銀座のハイフのページが開きます)

まとめ

美容医療とエステにはさまざまな違いがありますが、ご自分のお肌の調子や、目的に応じて使い分けることで、トラブルのない理想的なお肌の状態を保つことができるでしょう。
美容効果に「即効性」と「高い効果」「持続性」を求めるなら、医療用ハイフの施術がおすすめです。
シワやたるみでお悩みの方は、ぜひ一度凛クリニック銀座のHIFU(ハイフ)の施術を受けられてみてはどうでしょうか。医療用ハイフの高い効果によって、サスティナブルな美しさを手に入れましょう。

関連記事