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美容看護師と病棟看護師の違い教えます!|凛クリニック銀座 美容皮膚科(美容医療・美肌治療)

COLUMNコラム

美容看護師と病棟看護師の違い教えます!

  • 看護師
  • 美容クリニック
  • 美容皮膚科
2022.11.07

『看護師』と聞くと、ドラマや映画で見る病院で働いている姿をイメージする方が多いのではないでしょうか?

でも実は、医師と同じで看護師も専門を選べたり、科を決めたり、働く場所も病院や施設などと色々な選択肢があるんです。

美容クリニックで看護師資格を生かして働きたいけどそれってどうしたらいいの?の質問に、看護師とは何ぞや。の話も交えながら、大手美容クリニックで働いていた経験のある看護師がお答えします。

1.看護師になるには

2.看護師の仕事とは

3.美容看護師とは

4.美容看護師として働きたいときは

看護師

看護師になるには

※看護師は准看護師と正看護師のふたつの資格がありますが、今回は正看護師の資格についてのみお話します。

まず、看護師になるための道は大きく2つ。高校卒業して3年制の看護専門学校に行くか、看護の短期大学or4年制の大学に行き必須科目の学習&実習をします。ですが、卒業したからといって、エスカレーター方式でそのまま働けるかと言われると違います。

1番大事なことは『国家試験に受かること』です。毎年2月中旬の日曜日に行われ、3月に合格発表が出ます。

試験の内容は、厚生労働省の「看護師国家試験出題基準」に基づいたものになります。
問題は必修問題50問、一般問題130問、状況設定問題60問の合計240問です。
必修問題のボーダーラインは80%以上となっているので、50問のうち40問を正解しなければ、一般問題が全て合っていたとしても不合格となってしまいます。
一般問題と状況設定問題のボーダーラインは毎年変動し、そのボーダーラインを決定するのは厚生労働省で、合格前に正確なボーダーラインを知ることはできません。


試験に合格し、学校を卒業できてやっと『看護師』になることが出来ます。多くの人は合格発表の前や試験の前に、就職活動もしているので、国家試験の年は気が気じゃなく過ごすことが多いです。

(かく言う私も試験を受けて合格しているのですが、人生で1番勉強した記憶が今でも抜けません…)

看護師の仕事とは

看護師は基本、医師の診断に基づき診療や治療の補助を行います。これだけだとあっさりと見えますが、患者様の着替えから歩行の介助、シーツ交換、採血や手術の介助に食事の介助など全てを記載できないくらい、驚くほど多岐にわたり業務があります。

もちろん、働く科によっても行う業務が違うので、多くの看護師は学生時代の実習などで自分がどの科に進みたいか決めることも多いです。

また、看護師免許を持って活躍できる場はとても多く、医療機関、行政機関、学校、企業、教育・研究機関、地域や災害・国際協力隊など、調べると本当に多く仕事が出来る場所があります。余談ですが、ディズニーランドでも看護師募集していたりするので、本当に夢もある仕事だな。と思います。

Wikipediaに「日本の看護師」というページで看護師の仕事が紹介されていますので細かくはここで確認してみてください。(日本以外では一部の国以外で、日本の看護師免許は使用できないためこの表現になっている)

美容看護師

美容看護師とは

美容看護師は、属名であり「看護師」の資格を保有していれば誰でもなれるものです。

美容を選んだ看護師=美容看護師と呼ばれる形です。なので、よくどうやったらなれるんですか?他に資格は必要ですか?など聞かれることも多いのですが、国家資格を持っていたら他の資格は基本的に必要ありません。

ただ、資格の話ではないのですが、クリニックによっては新卒募集をしていないというところもあったり、美容外科だと手術室経験者という希望があったりもするので、募集要項はしっかり読んでおきましょう。

また美容看護師は、一般病棟とは全く違う仕事内容になり疾患から離れるため、看護のスキルアップは見込めないと思っていた方が良いでしょう。接する方々も、患者様じゃなくお客様になっていきます。

(参考:ナース転職マガジン

美容クリニックには、主に美容皮膚科と美容外科の2種類があります。
クリニックによっては、混合の所、皮膚科のみや外科のみのところなど様々あるので、皮膚科と外科の看護師でどのような仕事の違いがあるかを先に調べておくのが重要になってきます。

例えば「二重整形」は外科で医師が行う施術なので、看護師はその介助が仕事になります。「脱毛」であれば、外科でも皮膚科でも行いますが、看護師が施術なのでカウンセリング以外は全て看護師の仕事になります。

クリニックによっては、会計作業や次回予約などの事務作業も、受付やカウンセラーではなく看護師が行うところもあり、仕事内容も多岐にわたります。就職を希望するクリニックでは、どのような職種の人が働いているかを事前にチェックしておくのも、美容看護師としての仕事内容が変わってくるので大切です。

美容看護師として働きたいときは

美容看護師として働きたい!と思ったら、まず自分がどのように働きたいかを考えて、自分の希望に沿ったクリニックを選びましょう。

夜勤がないのはどこも同じですが、手術の介助をしたいのか、自分でお客様に施術をしたいのか、大手のクリニックがいいのか、個人がいいのか、ネイルは出来るのか、髪の色は制限があるのか…など、自分の条件を明確にしておくことで、勤務先が絞れてくるのでとても大切です。

その勤務先はどこで探したらいいのか?ですが、紹介会社はもちろん、SNSやHPで募集をかけていないか確認すると良いでしょう。最近はスタッフがSNSを行っていることも多いので、リアルな話を垣間見ることも可能になってきています。

凛クリニック銀座のInstagram

この先生や看護師、カウンセラーと働いてみたいと思うクリニックがあれば、求人を出していなくてもメッセージを送ってみるのもひとつです。(私はそうして就職しました)

看護師の仕事
凛クリニック銀座HPはこちら

最後に

美容看護師に興味があるな。と思ったかたは、まず情報収集や、自分が施術を受けてみるところから始めてみましょう。

自分の周りに働いている知り合いがいないかもチェックです。「美容」とつくので、キラキラしているようにも見られますが、働いてみて想像と違いました。と辞める方も少なくありません。

長い看護師人生、自分がどんなふうに看護師として働きたいかを考え決めてくださいね。

凛クリニック銀座の施術に興味があるかたは、公式HPをご覧ください。

ご予約は、公式ライン予約WEB予約・お電話(03-4500-1415)がご利用いただけます。